- 古着転売歴:4年
- 最高月利:32万円
- 平均月利:20万円
- メルカリ(フォロワー):1670
- BASE(フォロワー):1640
※2024年11月現在
- 古着転売で脱サラってできる?
- 脱サラするためには何をすればいい?
- 脱サラや独立に必要な心構えは?
この記事はこれらのお悩みを解決します!
あなたは「古着転売で脱サラできないかなあ…」と悩んでいませんか?
元々筆者はIT企業のサラリーマンでしたが、副業で古着転売を始め、その後脱サラし自営業に転向しました。
本記事では、実際に古着転売で脱サラした筆者が脱サラが可能かどうかや、脱サラするにあたって何をすべきかをロードマップにまとめて徹底解説します。
全部で20,000字を超えるかなりボリューミーな内容ですが、最後まで読めばきっと何かのヒントを得られるはずです。
今後の将来について迷ったときにはいつでもこのページに帰ってきて、ぜひ何度も繰り返し読んでください^ ^
この記事が、古着転売で将来脱サラを考えている方の参考となれば光栄です。
目次
結論、古着転売で脱サラは可能
結論から先にいいますと、取り組み方によっては古着転売での脱サラは可能です。
実際に私は副業で古着転売を始めて半年後に脱サラし、自営業に転向しました。
理由としては「自由になりたい」「自分で事業を起こしてみたい」という気持ちを強く持っていたからです。
口では簡単に「脱サラした」と言えますが、私も思いつきでこのような行動を取ったわけではありません。
私の場合は、2年ほど前から事業を始めるための貯金や準備を始めていました。
それでは早速、古着転売で脱サラするためのロードマップを広げていきましょう!
脱サラへのロードマップ
私の経験上、古着転売で脱サラしたい方が実施すべき項目は以下の12個です。
- 種銭を貯める
- 副業から始める
- 独立すべきか再確認する
- 開業届を提出する
- 『お金』に興味を持つ
- 生活コストを極限まで下げる
- 仕入れ数を大幅に増やす
- 在庫スペースを確保する
- 販路を拡大する
- ツールで作業を効率化する
- 作業を外注化する
- 事業拡大を常に念頭に置く
それでは、1つずつ説明していきます。
①種銭を貯める
古着転売に限らず、何か事業を始めようと思った際に必要となるのが事業用の軍資金、つまり種銭です。
古着転売は比較的安価で始められる事業ですが、それでも貯金が0円では始めることすらできません。
古着転売は在庫あってなんぼのビジネスのため、まずは一定の在庫数を確保する必要があります。
最初の目標を100着と設定し、1着あたり1,000円で仕入れるとすると100着×1,000円で10万円必要です。
とは言え初めから10万円確保していなくても、販売して得た利益を再投資すれば、大体5~8万円ほどの種銭があれば、とりあえず100着には到達できます。
余談ですが、私は最初不動産投資を始めるつもりで、まずは500万円ほどの種銭を貯めようと思っていました。
しかし100万円ほど貯めたところで古着転売と出会い、こちらにシフトチェンジしたという少し変わった例です。
本来不動産にかけるつもりだったお金を全て古着に投資したため、私の場合は比較的早めに在庫100着に到達しました。
つまり何がいいたいのかというと、まずは貯金です。
副業を始めようと思っている方は、まずは5~10万円ほどの種銭を確保するところから始めてください。
「まずは貯金!」と言えど、貯金すらできないから困ってんだよバーロ!という方もいらっしゃると思います。
そんなあなたにおすすめなのが、ネット銀行を使って無理矢理貯金する方法です。
簡単に言うと、ネット銀行をメイン用と貯金用で2つ開設し、本業で得た収入を全てメイン用に入金し、そのうち毎月1~3割を貯金用へ自動で送金する仕組みを作る、という方法です。
以下、私がメイン口座として使っている楽天銀行を例にご説明します。
- STEP1メイン・貯金用口座を開設する
- STEP2自動振込を設定
楽天銀行の振込・振替・入金メニューより『毎月お任せ振込予約(自動振込)』を選択
- STEP3振込情報入力
振込先(ご自身の貯金用口座)の口座情報や振込金額、毎月何日に振り込むかの日付を設定
- STEP4振込内容の確認
すべての項目を確認し、振込実行を選択すれば毎月貯金できる仕組みを簡単に構築できます
貯金が下手な人の特徴として、一つの口座ですべてのお金を管理しようとする点が挙げられます。
一方で貯金が上手な人は、目的に応じて複数の口座を使い分けている傾向にあります。
例えばメイン口座、貯金用口座、投資用口座などです。
貯金用口座のお金は、目標金額が貯まるまでは絶対に触らないようにしてください。
少し厳しいことを言いますと、最初の1ステップ目である「貯金用口座を作る」という行動すらしたくないという方は、脱サラは夢のまた夢です。
なぜなら脱サラはそう簡単にできるものではありませんし、人並み以上の努力や熱量がないと実現するものではないからです。
私自身、中途半端な気持ちで本記事を執筆しているわけではありません。
この続きは「本気で脱サラしたい!」とお考えの方のみ、お読みいただきますようお願いいたします。
②副業から始める
種銭を貯める準備ができたら、もしくは既に貯めることができたら、まずは副業として古着転売を始めてみましょう。
「いきなり独立!」ではなく、まずはサラリーマンの方は小さなところから、少しずつ自分のビジネスを大きくしていく必要があります。
まずは一年間、少なくとも半年間は副業として古着転売に取り組み、自分が本気で楽しめるか、自分に合っているビジネスなのかを判断しましょう。
本業を退職してから「古着転売は自分に合いませんでした!」では取り返しがつかないため、古着転売に限らずまずは自分にピッタリのビジネスを見つけることが最優先事項です。
私の場合、脱サラを意識してから様々な副業や投資に挑戦しましたが、どれもしっくりこずに継続できませんでした。
『古着転売カレッジ』でこんなことを言うのも変ですが、古着転売でなくても、まずはあなたが継続できそうなビジネスを見つけることが重要です。
参考までに、サラリーマンに向いている副業は以下のようなものがあります。
- プログラミング
- 転売(せどり)
- ブログ
- YouTube
- UberEats など
古着転売以外の副業に興味がある方は、以下の記事も読んでみて下さい。
人によって家計や生活費が全然違うので一概には言えませんが、副業の最終ゴールは本業と同等の金額を稼ぐことに設定してみましょう。
本記事は、とりあえず古着転売で月収20万円を稼ぐくらいのレベルの方向けの内容となっています。
もちろんその前にまずは月1万、次に月3万、5万、10万、20万というように、短期目標を繰り返し設定することが重要です。
一応はっきり言っておきますが、初月からいきなり月20万、月100万稼げるビジネスなんてものはこの世に存在しません。
存在するとしたら、それは100%詐欺なので気をつけましょう。
私の場合、古着転売にハマりすぎて本業以外の時間は全て古着転売に捧げていました。
その結果、本業と同等の稼ぎを得ることができたので「本業に当てる時間がもったいない!」と感じ、独立を決心しました。
現在はブログやYouTubeなど多方面に事業を展開し、徐々に収益の柱を増やしている状況です。
繰り返しになりますが脱サラを考えている方は、まずは古着転売に限らず自分にピッタリのビジネスを見つけるところから始めてみてください。
あなたがもし、様々なビジネスを考慮した上で古着転売を選んだのであれば『古着転売カレッジ』がきっとお役に立ちます。
③独立すべきか再確認する
副業が少しずつ軌道に乗ってきたら、改めてあなたが本当に独立したいかを再確認しましょう。
そのためにはサラリーマンと自営業の違いをしっかりと理解し、あなたが本当に望む働き方がどちらなのかを明確にする必要があります。
正直な話、サラリーマンと自営業どちらがいいかについては向き不向きです。
安定や安心を優先するのか、それとも稼ぎや自由度を優先するのかなど、あなたの価値観によって答えは変動します。
以下の記事では、サラリーマンとフリーランス(自営業)を徹底比較しています。
私が独立を決心した理由は様々ありますが、その中の一つに『資本主義経済の仕組み』を知ったから、というものがあります。
まず第一に、私たちが住む日本では『資本主義』という経済体制が取られていることについては、あなたもご存知かと思います。
結論、資本主義では資本家=経営者=自分の商品を持つ人が最強です。
一般的に資本家の目指す経営とは、労働者(サラリーマン)から賃金の対価として『労働力』を買い、賃金以上の利益を得ることです。
つまり資本主義では資本家サイドの人間が圧倒的有利であり、労働力を提供するサラリーマンサイドの人間はお金持ちになりにくいという現実があります。
サラリーマン時代にこれらの事実を知ってしまった私は「すぐにでも自分の商品を持たなければ!」と思い、試行錯誤の上、古着転売を始めました。
「自分の商品を持つことの重要性」については、以下の記事も読んでみてください。
ここで重要なのが、脱サラせずにサラリーマンをしながらでも「自分の商品」を持ち、資本家サイドに移ることは可能だということです。
例えばサラリーマンを続けながら副業で古着転売を始めれば、あなたは『古着』という自分の商品から収入を得られるようになります。
また副業でなくても、例えばあなたがサラリーマン大家さんになれば『不動産』という商品が毎月家賃収入を生んでくれます。
ただしサラリーマン×副業では、あくまでサラリーマンサイドの『労働力』での収入が大半を占め、自分の商品からの収入は副次的なものとなります。
あなたがもし「もっとお金持ちになりたい」「もっと自由な生活がしたい」と強く望むのであれば、自分の商品からの収入を最大限にまで伸ばし、労働力からの収入は0にすべきです。
どちらにせよまずは、あなたがサラリーマンに向いているのか、それとも自営業・フリーランスに向いているのかをはっきりさせることが重要です。
本記事をここまで読んでも「やっぱり古着転売で脱サラしたい!」と思われるのであれば、ぜひ本記事を最後までお読みください。
きっとこの先、たくさんのヒントを得られると思います。
④開業届を提出する
あなたがもし起業の道を選ぶのであれば、脱サラする前にまずは開業届を出しましょう。
この時点で退職するのは時期尚早であり、しっかりと独立までの準備を進めることが重要です。
基本的に副業だろうが独立だろうが、開業届を出すことは一応『義務』となっています。
その証拠に、所得税法第229条には『新たに事業所得を生じる事業を開始したとき、事実があった日から1カ月以内に開業届を提出しなければならない』と書かれています。
要するに「開業届の提出は強制じゃないけど、本来出さないといけないものなんだよ」というニュアンスです。
以下、開業届を出すメリットとデメリットの一例です。
- 青色申告ができる
- 屋号で口座開設できる
- 事業用のクレジットカードが作れる
- 記帳の手間がかかる
- 失業保険がもらえなくなる
- 扶養から外れる
主なメリットとしては青色申告、つまり節税ができたり、屋号を持つことで取引先に信用されるなどが挙げられます。
反対にデメリットとして、失業保険がもらえなくなること、そして扶養から外れることについては注意が必要です。
あなたがもしサラリーマン、もしくは主婦である場合、失業保険や扶養についてはしっかりと調査した上で開業するかを判断しましょう。
私の経験談ですが、開業するもう一つのメリットとして『本気になれる』というメンタル面もあると思っています。
開業届を出すと、いよいよ起業した身として「よし!これから自分の事業を成功させてやるんだ!」というやる気に満ち溢れます。
必要書類を作成して、会社の昼休み(テレワーク)に最寄りの税務署まで自転車で爆走した日のことは今でも覚えています。
これから何が起きるかわからない不安とワクワクに駆られて、一心不乱にペダルを漕ぎました。笑
以下の記事では、メルカリ古着転売での開業届の書き方を手順付きで紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
⑤『お金』に興味を持つ
無事に開業届を提出したのであれば、あなたは立派な事業者です!おめでとうこざいます!
まずはここまで実際に行動した自分自身を、しっかりと褒めてあげてください!
それでは事業者として、まずあなたが最優先ですべきことは何でしょうか?
それは「お金について勉強すること」です。
繰り返し言いますが、脱サラを目指す方が最も優先度高く取り組むべきことは、お金に興味を持つことです。
大半の日本人は、未だに月々の家計の収支に関心がない人や、家計簿を奥さんに投げっぱなしの人など、とにかくお金に関心が無い人ばかりです。
しかし、お金に関心がないことは決してあなたのせいではなく、そもそもお金について勉強しようとしないこの国の教育に原因があります。
この国には「将来お金持ちになりたい!」という願望を持つ人はたくさんいるのに、肝心のお金についての知識は皆無に等しいという悲しい現実があります。
正直、お金について無関心な方は100%脱サラできません。
なぜなら事業経営は常にお金の流れに留意する必要があり、家計簿もつけられない状態では事業を継続できるわけがないからです。
また、たまに以下のようなことを言う方がいらっしゃいます。
「餅は餅屋」という言葉があるように、確かに自分の苦手な分野を他人に委託するという考え方は重要です。
しかし、お金に関しては丸投げした方がいいとは言い切れません。
なぜならお金のやりくり、つまり資金繰りは事業の根幹だからです。
古着転売で言うと、写真撮影やサイズ測定などの単純作業であれば、私自身も積極的に外注化しています。
しかし事業の命とも言えるお金に関しては、まずは必ずあなた自身で管理できるようになることを心がけてください。
まだ事業を始めてない、または初めて間もない方は、最初は簡単でいいので生活費の収支を把握するために家計簿をつけてみましょう。
次章でも説明しますが、あなたはおそらく払う必要のないものに月々何千円も支払い続けているはずです。
厳しいことを言いますが、自分の生活費も管理できないようじゃ脱サラなんてできるわけがありません。
「何にいくら使って、何でいくら稼いだのか」を記録するのは、プライベートも事業も同じです。
まずは月々いくら給料をもらっているのか、そして何にどれくらい使っているのかを紙などに書き起こしてみてください。
出典元:freee
freee会計とは、ビジネスの収支を管理できる上、そのまま確定申告の書類まで自動で作ってくれるクラウド会計ソフトです。
事業に関する収支を普段から入力していれば、損益レポートや試算表(損益計算書・貸借対照表)を自動で作成してくれるため、いつでも資金の流れを確認できるようになります。
私自身、月一回の入力作業の際に試算表を眺めるようにしており、自分のビジネスが上手くいっているかどうかを逐一確認しています。
以下の記事では、freeeの使い方や登録方法について詳しく解説しています。
ぜひ参考にしてください。
『金持ち父さん貧乏父さん/ロバート・キヨサキ』という本は「名前は聞いたことあるけど読んだことはない…」という方がほとんどだと思います。
「怪しい内容ではないか?」「不動産投資を薦めるだけの自己啓発本では?」などの意見もありますが、読む人によっては人生が変わる良著だと私は考えます。
なぜなら私が古着転売やブログ、YouTubeなどのビジネスを始めたきっかけは、本書による影響がかなり大きいからです。
本書は普通に生活していては知ることのできないお金の秘密について、ロバート・キヨサキ氏の経験談をもとにわかりやすく教えてくれます。
重要部分をまとめた書評記事も書いてますので、ご興味ある方はぜひ読んでみてください^ ^
また本記事をここまで読んでいるあなたは相当なやる気をお持ちなはずなので、続編の『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』も、ぜひ読んでみてください。
『金持ち父さん貧乏父さん』はお金について、そして続編では「資本主義経済でお金持ちになるには?」について詳しく書かれています。
私個人的には、キャッシュフロー・クワドラントを読んだときのほうが衝撃は大きかったです。
なんだか、この世の秘密みたいなものに気付かされた気持ちになります。笑
こちらも書評を書いておりますので、簡単に内容を抑えたい人はぜひ読んでみてください。
⑥生活コストを極限まで下げる
続いては、かなり現実的なお話になります。
既に副業をされている方はお分かりだと思いますが、事業を始めたての頃はどうしても収入が安定しません。
収入が安定しない状態で脱サラしてしまうのは、心理的にかなりキツい状況に陥る可能性があります。
そこで重要なのが、生活コストを徹底的に下げることです。
冷静に考えて、お金は稼ぐよりもコストを減らすほうが遥かに簡単です。
本業の給料を3万円増やすのは相当大変ですが、生活費を見直せば月3万円のコストを削減することは可能です。
月々の生活コストを極限まで下げておけば、精神的な心配事を一つでも減らすことができ、脱サラへのハードルもグッと低くなるというわけです。
脱サラしたいという方の中に「今の生活レベルをキープしたまま独立したい」という方がよくいらっしゃいます。
副業の収入が既に本業を大きく超えていればいいですが、脱サラに少しでも不安のある方は、まずは生活コストの削減に取り組みましょう。
この世の原理はトレードオフ、つまり、何かを手に入れたいのであれば、何かを手放さないといけません。
自分の事業で食っていくという自由を手にしたいのであれば、まずは生活レベルを落とすくらいの我慢はしましょう。
贅沢するのは、事業で稼いだ後でも遅くありません。
前章でもお伝えしましたが、まず最優先ですべきことはあなたが「月々いくら稼いで、何にいくら支払っているのか」を徹底的に洗い出すことです。
そしてその支出のうち、最も出費が高い順番に上からリストアップしてみてください。
あなたの生活費の支出を大きく占める項目は何でしたか?
大体、以下のようなものだと思います。
- 家賃
- 車の維持費
- 生命/医療保険
- スマホ代
- 交際費・趣味・贅沢品等
これらを踏まえて、生活コストを下げるためにあなたが取り組むことは、例えば以下のような項目です。
- 家賃の安いところに引っ越す
- 車を売る/カーシェアを活用する
- 民間の生命・医療保険を解約する
- 携帯を格安SIMにする
- 付き合いを減らす(孤独に慣れる)
私自身、過去に上記全てに取り組み、月々約7万円の生活コスト削減に成功しました。
- 家賃:-12,000円(引っ越し)
- 車:-21,000円(売却→カーシェア)
- 生命保険:-8,000円(解約)
- 医療保険:-5,000円(解約)
- スマホ:-4,000円(au→楽天)
- 娯楽:-20,000円(ゴルフ辞めた)
これらのうちどの出費を抑えるかについては、あなたの生活や家族構成によって変動するため一概にはおすすめできません。
私の場合、当時独身だったので比較的コストダウンしやすい状況でした。
前章の内容とも繋がりますが、お金について勉強していると私たちがどれだけ無駄な出費をしているかを知ることになります。
その結果「子どもがいないうちは生命保険は必要ない」「健康保険で十分なので民間の医療保険は必要ない」などの判断ができるようになります。
ぜひあなたが取り組めるところからよく調査し、実行に移してみてください。
節約と言えば食費や電気代などを思い浮かべる方が多いと思いますが、ここで言っているのは『節約』ではなく『生活コストの削減』です。
この世には『2:8の法則』というものがあります。
この法則は「全体の8割の結果は、ある特定の2割の要素が生み出している」というものであり、これは生活費にも当てはまります。
大体、家賃や車の維持費などの支出額の大きい約2割の項目によって、生活費の支出の約8割を占めています。(実際に計算してみてください)
つまりこまごまとした項目ではなく、全体の支出の8割を占めている大きな項目に絞って、コストの削減を図った方が効率的だということです。
もし「生活の質を落としたくない」のであれば、あなたの脱サラしたいという気持ちはまだまだ本気ではないという証拠です。
副業で本業以上に稼いでから脱サラするか、そもそも脱サラを諦めるかのどちらかを選択することになるでしょう。
生活コストの削減方法については、私が昔書いたブログから引用しておきますので、ぜひ参考にしてください。
>> 【保存版】本気でお金を貯めたい!1年間で100万円貯金する方法/節約術まとめ!
⑦仕入れ数を大幅に増やす
ここからは、実際に古着転売を行うにあたってのお話になります。
古着転売を副業で行う場合と本業とで行う場合の最も大きな違いは、なんといっても仕入れ数です。
古着転売は比較的わかりやすいビジネスモデルであり、利益を増やすには「扱う量を増やす」もしくは「商品の単価を上げる」の2つしかありません。
このうち手っ取り早く取り組めるのは「扱う量を増やす」であり、商品単価はアカウントが成長するに伴って少しずつ上げていくのが望ましいです。
まずは今よりもっと仕入れ数を増やし、よりたくさんの商品を売り捌くことを目標にしましょう。
ここではとりあえず、月収20万円を一つの目標としましょう。
例として私の場合、古着転売での現在の平均月収は20万円、総在庫数は約800着です。
副業で月10万円稼ぐ人で約200~300着ほどの在庫数のため、単純にその倍かそれ以上は仕入れ数を増やす必要があるということになります。
そこでぜひ活用したい仕入れ方法が『ベール仕入れ』です。
ここまでお読みの方は当然ご存知だと思いますが、ベールとは上画像のような古着が約80~200着ほど圧縮された塊のことを言います。
古着転売を事業としてやっていくためには、一点一点ピックするリサイクルショップ仕入れだけでは到底間に合いません。
一気に約100着ほどの古着を仕入れられるベール仕入れを活用する必要が出てくるでしょう。
もちろん「当店の古着は一点一点店長がこだわって選んでます!」などのコンセプトにするなら別ですが、基本的にはベールによる大量仕入れが必須となります。
注意点として、ベール仕入れは完全に業者セレクトとなるので、こちらが欲しいと思った内容やクオリティの商品を仕入れられない可能性も大いにあります。
近年、ベールを販売している業者は徐々に増えてますが、クオリティにはかなり差が開きますので注意が必要です。
ベールの仕入先に関しては、以下の記事を参考にしてください。
⑧在庫スペースを確保する
前章と繋がる部分がありますが、今まで以上に仕入れ数を増やすとなると、さらなる在庫スペースが必要になることは明らかです。
古着転売初心者の方は、まずは100着を目標に、そこから300、500、800着と少しずつ数を増やしていくことになります。
そうなることを前提に、今のうちから在庫スペースを確保する行動を取っておきましょう。
季節にもよりますが、在庫数とスペースの関係性についてはざっと以下のような感じです。
- 50着:約1畳
- 300着:約2~3畳
- 500着:約4~5畳
- 800着:約6~7畳
※在庫の保管方法については、以下の記事を参考にしてください
これからガンガン仕入れ数を増やしていこうと考えているのであれば、まずは在庫を保管するスペースを確保しておきましょう。
とは言え、現在あなたが住んでいる部屋によっては、在庫のためのスペースを確保できない場合もあるかと思います。
単純に在庫スペースを増やすには、以下の3通りの方法があります。
- 広い間取りの家に引っ越す
- トランクルームを借りる
- 宅配型トランクルームを使う
まず1つ目の「広い間取りの家に引っ越す」は、手間はかかりますが最もシンプルな方法です。
『⑥生活コストを極限まで下げる』で家賃の安いところに引っ越すというコスト削減法を紹介しましたが、可能であれば今よりも家賃が安いかつ間取りの広い部屋に引っ越すのがベストです。
参考にならないかもしれませんが、私の場合は本格的に独立を決めた後に福岡市内の1LDKから郊外の3LDKに引っ越して、家賃ダウン&間取り増加を一気に行いました。
あなたのお住いの地域にもよりますが、そんなに簡単に引っ越すこともできない…という方もいらっしゃるかと思います。
そんな時は、トランクルームを使いましょう。
部屋が足りないなら増やせばいいということで、引っ越しができないのであれば古着を保管するためのトランクルームを借りましょう。
結論、古着転売で食っていくためには在庫を保管するスペースは必須です。
スペースを借りるための毎月のレンタル料は経費として計上できますので、先行投資と割り切りましょう。
また一般的にトランクルームと言えばコンテナのような部屋をイメージしますが、最近では宅配型トランクルームというものもあります。
古着転売は発送作業があり商品は手元に置いておく必要があるため、正直、宅配型トランクルームは少し使い勝手が悪いかもしれません。
工夫次第では、季節外の出品していない在庫のみを宅配型トランクルームにて保管する、というような使い方もできます。
ぜひ、あなたにぴったりの形で在庫スペースを確保するよう努めてみてください。
>> トランクルームより安く手軽に使える【minikura】
⑨販路を拡大する
古着転売で脱サラするためには、メルカリだけの一点張りでは厳しいです。
最低でも2つ、できれば3つ以上のサイトへ同時出品することを念頭に取り組みましょう。
私の場合メルカリ・ラクマ・BASEの3店舗に同時出品しており、販路の拡大を図っています。
同時出品の方法については次章で解説するとして、ここでは販路の拡大についてもう少し深掘りしていきます。
勘のいいあなたは「メルカリのアカウントが2つあれば売上倍じゃない?」と思ったかもしれません。
しかしメルカリでは、同一人物によるアカウントの複数所持は禁じられています。
もしも実行するとなると「家族のアカウントを使う」のが一番現実的な複アカ実践法となるかと思います。
とは言え、基本的に複アカの所持は禁止事項ですのでおすすめはしません。
販路拡大を考えている方の中には、メルカリshopsを検討されている方も多いと思います。
もちろんメルカリshopsもありなのですが、私があえてBASEにしている理由はズバリ『ターゲット層の分担』です。
販路拡大を考える際は単純に数を増やせばいいというわけでもなく、それぞれのサイトのターゲット層をぜひ考えてみてください。
例えば、以下のような感じです。
- メルカリ:メルカリユーザー(全年齢層)
- ラクマ:(メルカリの下位互換)
- BASE:インスタユーザー(若者向け)
- メルカリshops:メルカリユーザー(全年齢層)
- ヤフオク:ヤフオクユーザー(3~40代の男性層)
メルカリshopsはECショップを構築できますが、ターゲットがどうしてもメルカリと被ってしまします。
メルカリユーザーに対しては既にメルカリでカバーしているため、わざわざメルカリshopsを使う必要はない、というのが私の考えです。
それよりはインスタグラムと相性のいいBASEを選択し、新たな客層(インスタユーザー)を発掘するほうが『販路拡大』と言う意味では効果的です。
もちろん、メルカリshopsをインスタグラムとつなげるという手もありですので、そこはあなたご自身で使いやすい方を選択していただけたらと思います。
BASEでの販売については、以下の記事を参考にしてください。
メルカリやラクマ、BASEと並ぶ代表的な出品先としてもう一つ、ヤフオクが挙げられます。
実は以前メルカリ、ラクマ、BASE、ヤフオクの4サイトに同時出品を試みていたのですが、ヤフオクに出品するのは辞めました。
理由としては客層が合わないこと、そして単純に4サイトへの出品は手間がかかることです。
前提として私は90s古着、つまり18~22歳くらいの若者をターゲットとした古着販売を得意としています。
現代の若者は、主にメルカリやインスタグラムなどで古着を見つけて購入に至ることが多いとされています。
一方でヤフオクは3~40代の男性がメインユーザー層であり、90s古着を出品してもなかなか反応が悪いというのが現状です。
出品してもそこまで利益を見込めなかったため、手間とのバランスを見てヤフオクへの出品は断念するに至りました。
一方で、90s古着ではなくヴィンテージ古着やノースフェイスなどのアウトドア系古着をメインで取り扱っているのであれば、ヤフオクはめちゃくちゃ刺さります。
なぜならそれらの古着を狙っている層が、まさに3~40代の男性中心だからです。
このように、あなたがどのような古着を取り扱っているのか、そしてそれらを売るためにはどのサイトが適しているのかをしっかりと考えて販路拡大に取り組みましょう。
⑩ツールで作業を効率化する
メルカリやラクマ、BASEなど、あなたが古着を販売したい経路を絞れたら、次はツールを用いて作業を効率化しましょう。
古着転売で用いるツールの種類としては、大きく分けて値下げツールと出品ツールの2つがあります。
値下げツールは主に100円値下げを行うツール、そして出品ツールは商品を登録および出品できるツールです。
メルカリでせどりを行うにあたって、本格的に運用したいのであればツールの利用は必須です。
値下げや出品など、面倒な作業を手作業で行っていてはかなりの時間をロスしてしまいます。
誰にでもできるような機械的な作業は、先行投資と考え、ツールに任せることをおすすめします。
今回紹介するツールは『eコンビニ』と『メルケン自動ツール』であり、それぞれ特徴や料金などが異なります。
どのようなツールなのか、ここでは簡単に特徴をご紹介していきます。
eコンビニ
まずはeコンビニです。
eコンビニを一言で表すと「ワンクリックで複数サイトに同時出品できる出品ツール」です。
以下、eコンビニが同時出品できるサイト一覧です。
- メルカリ
- ラクマ
- ヤフオク
- BASE
- メルカリshops
- eBay
- Amazon
- Yahoo!ショッピング
- モバオク
※2024年11月現在
あなたが出品しているのが現在メルカリだけであれば、eコンビニの導入で複数サイトに一括出品できるようになるため、ほぼ確実に売上が伸びます。
また、メルカリやラクマなどのフリマサイトに対応した出品ツールはかなり珍しいです。
ECモール(Amazonや楽天)に対応したツールはたくさんありますが、メルカリやラクマに対応したツールはほぼありません。
メルカリやラクマを主戦場としている古着せどらーにとっては、eコンビニはとても貴重な存在です。
eコンビニはあくまで『複数サイト同時出品ツール』という役割となります。
ワンクリックで複数サイトへ同時出品&出品取り下げできる、というのが最大のメリットであり、値下げやコメントなどその他機能はありません。
eコンビニの詳細は、以下の記事を参考にしてください。
メルケン自動ツール
続いては、メルケン自動ツールです。
メルケン自動ツールを一言で表すと「値下げや出品などのフリマアプリ運用に必要な機能が一通り揃った複合ツール」です。
以下、メルケン自動ツール(サブスク版)の機能一覧です。
- 価格変更
- 上位表示(値下げして元に戻す)
- 再出品
- 商品の削除
- 取引履歴の取得
- 自動出品
- コメント
- スケジュール
- 自動取引
- メルカリ→ラクマへ出品
- メルカリ→ヤフオクへ出品
- メルカリ→BASEへ出品
- メルカリ→メルカリShopsへ出品
※①~⑥はメルカリ・ラクマ両方に対応
※2024年11月現在
メルケン自動ツールは値下げだけでなく上位表示や再出品など、メルカリを運用するのに必要な機能を備えています。
このツール1つあれば、あなたのメルカリ運用は圧倒的に楽になります。
注意点として、メルケン自動ツールはeコンビニと違い、商品が売れた後の他サイトからの出品取り下げは手動となります。
同時出品のリスクとして、複数サイトで同時に商品が売れてしまった場合、どちらかのサイトでキャンセル手続きを行わなければいけません。
出品者都合での購入キャンセルは、頻発してしまうとアカウント凍結などのリスクもあるため注意が必要です。
メルケン自動ツールの詳細については、以下の記事を参考にしてください。
どちらのツールがいいのか?
ブログの読者さまから「eコンビニとメルケン自動ツールどちらを使ったほうがいいのか?」という質問を多くいただきます。
結論から言うと、あなたが何の機能を重視するかによります。
以下、簡単にeコンビニとメルケン自動ツールの特徴を比較してみました。
eコンビニは値下げなどの機能がない代わりに、月10,000円で多数のサイトへワンクリックで同時出品が可能です。
一つの商品を幅広いサイトへスムーズに出品&出品取り消ししたい場合、eコンビニが向いています。
一方でメルケン自動ツールは、出品や取り下げは少し手間ですが、月12,000円で値下げや再出品、コメント機能などの機能も全て使えます。
値下げと出品をどちらも一つのツールで行いたい場合、メルケン自動ツールを選ぶべきでしょう。
結局はあなたがどの機能を重視し、どのような目的を果たしたいかによって選ぶべきツールは変わります。
私の場合、出品作業はeコンビニ、値下げやその他機能はメルケン自動ツールを使うという贅沢コースです。笑
理由として、私にとってはどちらか一方では不完全であり、2つを組み合わせて初めて理想的な運用を行えるようになるからです。
またeコンビニでの出品作業をマニュアル化して外注さんにお願いしているため、今さら運用方法を変えることができない、というのもまた事実です。笑
とは言え、いきなり月々22,000円の出費は痛いと思いますので、まずはどちらか一方のみを使ってみるといいでしょう。
現実的には「eコンビニ+手動値下げ」「eコンビニ+他の値下げツール」もしくは「メルケン自動ツール一本」の3択のどれかになると思います。
ぜひあなたの目的や経済状況に合わせて、最適なツールを選んでみてください!
⑪作業を外注化する
ツールで作業を効率化できたら、続いてはツールで補えない部分を外注化し、さらなる効率化を図りましょう。
値下げや出品などの機械的な作業はツールに任せられますが、属人的な作業は外注さんにお願いする必要があります。
以下、外注さんにお願いできる作業を挙げてみました。
- ★写真撮影
- ★画像加工
- ★サイズ計測
- 下書き作成
- 仕入れ
- 在庫管理
- 梱包・発送
- SNS運用 等
ステップとしては、まずは上記の一覧表の『★』がついている作業の外注化から始めることをおすすめします。
理由は簡単で、これらの単純作業はマニュアル化しやすく、誰がやっても同じ結果が得られるからです。
外注さんとの信頼関係が構築できてきたら、その他の作業も少しずつ委託していくのがいいでしょう。
私も最初は写真撮影、画像加工、サイズ計測の外注から始めました。
現在はそれらに加え、その他の作業もほとんど外注さんにお願いし、古着事業の作業については私自身は2割ほどしかしていません。
私の場合、ブログやYouTubeのメディア事業にも力を入れたいという思いがあり、古着事業は私がいなくても回り続ける仕組みをコツコツと構築しました。
古着転売で独立したいのであれば、作業を外注化し、あなた自身はさらなる事業規模拡大もしくは新規事業に着手できるくらいの余力を持つことを目標にしましょう。
多くの作業が属人的である古着転売は、外注さんの力無しではなかなか事業拡大は望めません。
とは言え、いきなり全ての作業を任せるのは現実的に厳しいです。
まずは★マークの簡単な作業を外注化し、信頼関係が構築できてきたら少しずつ他の作業の委託や、外注さんの増員を図りましょう。
私自身、ほぼ全ての作業を外注化するのに約2年近くの時間をかけています。
いきなり全てを外注化しようとせず、まずはあなたがその作業の達人となり、そのあと作業を外注さんに振る、というイメージで少しずつ取り組んでいきましょう。
★マークの外注化の具体的方法については、以下の記事を参考にしてください。
⑫事業拡大を常に念頭に置く
さて、ここまで全てのステップをクリアできたあなたは、既に古着転売で独立できる状態になっているかと思います。
最後に私からあなたへお伝えしたいのは、現状維持を目指してはいけないということです。
本記事ではわかりやすく『月収20万円』を一つの目標としましたが、実はサラリーマンと自営業の月収20万円は全くの別物です。
サラリーマンの給料は基本的に、源泉徴収という形で税金や保険など様々なお金が引かれた状態で手元に入ってきます。
一方で自営業は、稼いだお金から仕入れ代や消耗品などの経費を差し引き、そこからさらに税金や保険料などを支払う必要があります。
また自営業は基本的に退職金という概念が無く、将来への積立などは自ら行う必要があります。
それら諸々のことを踏まえると、一般的にサラリーマンの月収20万円は、自営業だと倍の月収40万円ほどに該当すると言われています。
つまり、もしあなたが古着事業で月収20万円を達成しても、決してそこをゴール地点だと思わず、さらなる事業拡大に取り組み続けて欲しいということです。
既に述べてきましたが、脱サラや独立は簡単な話ではありません。
常に受け身ではなく攻めの姿勢を取り、新たなことに挑戦する意欲や行動力を必要とします。
月収20万円はただの通過点であり、その先の30万、40万を目指して事業に取り組んでいきましょう!
先にも述べましたが、私は古着事業とは別にブログやYouTubeなどのメディア事業も展開しています。
古着事業は個人でやれる程度の規模にまで拡大させたので、そちらはパートナーにお任せし、私自身はメディア事業に力を入れる形をとっています。
正直ブログを始める前は、倉庫でも借りて古着卸事業をしようかなあと考えてたのですが、考え方が変わって今の形に落ち着きました。
あなたが今後古着転売で独立するにあたって、一生古着転売のみで食っていかないといけないわけではありません。
例えば、オンライン販売のみならず実店舗の開業、オンライン店舗の複数展開による事業規模拡大、さらには倉庫やテナントを借りての卸売業への発展なども考えられます。
もしくは私のように、古着事業は信頼できる人に任せて、自分は全然違う新たな事業に挑戦することも可能です。
自営業の素晴らしいところは、自分がしたい仕事ができる自由度です。
今すぐに結論を出すのは難しいと思いますので、少しずつ将来のことも考えながら、今は古着転売に全力で取り組んでみてください。
将来のことを考えすぎて頭がパンパンになると、逆に身動きが取れなくなってしまいます。
まずは細かいことを気にせずに、全速力で走り出してみましょう!
全速力で走っていれば、きっとあなたのやりたいことに出会える日が来るはずです。
さいごに
本記事をここまで読んでくださり、ありがとうございました。
ここまで到達しているあなたは「自分で何かやってみたい!」という気持ちがかなり強いに間違いありません。
古着転売カレッジは、そんなあなたの気持ちを後押ししたく開設したメディアです。
ブログやYouTubeのいたるところにあなたをサポートする情報が散らばっているので、ぜひ隈なく見てくださいね。
ここまで偉そうに上から物言いしてきましたが、私も2020年までは普通のサラリーマンでした。
私の経験上、サラリーマンという安定した立場から自営業という一見不安定に見える立場に転じることは、それはもう相当な勇気と覚悟がいることに間違いはありません。
私自身、実際に会社をやめる時には古着転売で月15~20万円ほど稼いでましたが、それでもやっぱり不安なものは不安です。
正直「本当に独立して大丈夫だろうか」「この先食っていけなくなるんじゃないか」と何度も思いましたし、怖くなって妻に泣きついたこともありました。笑
では、そんな私が脱サラを実行できたのはなぜか?
最後に私の背中を押したのはやはり「自由になりたい」「自分の腕一本で稼げるようになりたい」「サラリーマンから脱出してもっとお金を稼ぎたい」などの純粋な欲望と好奇心でした。
今この国は確実に不況への道を辿っており、これから独力でお金を稼ぐことができる人材は必ず増えてきます。
そのような未来のビジョンを明確に持つこと、そして強い欲望と好奇心、あとは多少の「えいや!」に身を委ねて、私は自由な生活を手にすることができました。
何度も繰り返しますが、サラリーマンと自営業、どちらがいいのかに絶対的な答えはありません。
結局は『向き不向き』ですので、その答えは十人十色です。
余談ですが、私の妻はフリーランスでweb製作をしていますが「やっぱりサラリーマンがいい」ということで現在、転職活動中です。
妻いわく「私は上から仕事を振ってもらうほうがいい」「自分でガツガツ営業かけるのはストレス」だそうで、サラリーマン→フリーランス→サラリーマンというこれまた特殊な経歴となりそうです。笑
このように妻にとってはサラリーマンが向いており、一方で私にとっては自営業が向いていたという事実が、こんなにも身近な例としてあります。
私はあなたにとってサラリーマンが向いているのか、自営業が向いているのかはわかりません。
しかし「私は脱サラして起業したいんだ!」という野望を打ち立てた人に対して、サポートしたりアドバイスを送ることはできます。
あなたの人生を決められるのは、あなただけです。
今一度あなたが将来「何になりたいか」そして「どんな人生にしたいか」をしっかりと考えた上で、行動に移してみてください。
この記事が、あなたの人生の発展に貢献しますように^ ^
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