- 古着転売歴:2年10ヶ月
- 最高月利:32万円
- 平均月利:20万円
- メルカリ(フォロワー):1520
- BASE(フォロワー):1350
※2023年10月現在
- メルカリで確定申告って必要?
- レシートないけど確定申告ってできるの?
- 月20万円超えたらいけないんだっけ?
この記事はこれらのお悩みを解決します!
あなたは「メルカリで確定申告しなくちゃいけないの?」と悩んでいませんか?
結論から言うと、確定申告する必要があります。
なぜなら一般的に本業以外での年間所得が20万円を超えると、確定申告が必要となるからです。
そこで本記事では、メルカリでの確定申告の基礎知識とそのやり方をご紹介します。
この記事を読めば、あなたはメルカリでの確定申告に備えることができます。
目次
確定申告しないと罰金?
本記事の内容は動画でも説明しておりますので、文章より動画のほうがいい!という方はぜひご活用ください。
早速ですが、まずはあなたが確定申告をしなければいけない条件にあてはまるかどうかを、今一度確認しましょう。
確定申告が必要な人の条件

あなたが確定申告をする必要があるかは、あなたが会社員なのか、それとも専業主婦や学生なのかによって変わります。
ここでは、会社員がメルカリで副業をしていると仮定します。
もしあなたが会社員などの給与所得者の場合、メルカリでの年間の所得が20万円を超えると確定申告が必要になります。
たとえ副業レベルでも、メルカリでせどりに本気で取り組めば月10万には比較的容易に到達できます。
つまり所得20万円以内という条件は、メルカリせどりを始めて4~5ヶ月もすれば簡単に超えてしまいます。
無申告だらけの『転売ヤー』

2020年12月のYahooニュースの記事によると、国税庁の調査で数多くの転売ヤーの無申告が明らかになりました。
国税庁が、インターネット取引を行っている個人について、2019年事務年度の1877件を調査したところ、89.5%にあたる1680件で無申告が明らかになった。追徴課税は65億円で、前年度よりも12.1%増えた。
出典元:無申告だらけの「転売ヤー」、国税庁調査の9割で発覚…なぜバレてしまう?
※本記事は既に削除済み
確定申告をしないと追尾課税、つまり罰金を支払うことになります。
あなたがもし副業やビジネスとしてメルカリに取り組むのであれば、必ず確定申告をしてください。
レシートがなくても大丈夫!
よく「メルカリってレシートないけど確定申告できるの?」という質問をいただきますが、結論から言うとできます。
なぜなら単純にメルカリでの取引の売上、手数料、利益を全て把握しておけばいいからです。
「確定申告の時にレシートが必要」というのは半分間違っていて、正しくは「取引の証跡を残しておく必要がある」ことを理解しておきましょう。
つまり必ずしもレシートが必要なのではなく、取引の証跡になるなら何でもいいのです。

上画像のように、メルカリではアプリ内で過去の取引履歴を全て表示させることができます。
「確定申告には必ずレシートが必要!」と思っている方は、取引の証跡さえあれば大丈夫であることをしっかりと理解しておいてください。
それでは続いて、メルカリでの確定申告が簡単にできる会計ソフト『freee』を紹介します。
freeeについて
出典元:freee
freeeとは、日々の経理事務や確定申告を自動化できるクラウド会計ソフトです。
例えば私がしている古着転売であれば、古着の仕入れや梱包材の購入、その他事業にかかった経費をfreeeに入力するだけで勝手に確定申告に必要な書類を作ってくれるということです。
確定申告シーズンになると、freeeには確定申告専用のフォームが設けられます。
事業に関する経費や売上を普段から入力していれば、後は質問に従ってボタンを押すだけで確定申告の書類を簡単に作成できます。
もちろんfreeeを使わなくても確定申告はできますが、日々の財務管理はもちろん、確定申告に必要な書類を全て手書きで作成しなければいけません。
しかしfreeeを使えば、確定申告の書類を自動で作成してくれます。
freeeの使い方
ここからは、freeeでどのように経費や売上を入力するかをご紹介します。
①経費を登録
まずは、最も頻度が多い経費を登録する作業です。
ここではメルカリでの事業にかかった費用を、以下の手順でfreeeに登録していきます。
-
STEP1口座を同期し「自動で経理」をクリック
freeeでは自分の銀行口座やクレジットカードを紐付けられ、そこで使った経費を自動で検出します。
ちなみに私は、メルカリに関する費用は全て事業用のカードで決済しています。
-
STEP2取引内容を記入し登録
今回は、アスクルで買った消耗品を経費として登録します。勘定科目は『消耗品費』、取引先は『アスクル株式会社』、品目は『消耗品』として入力しています。
-
STEP3※現金の場合でも登録可能
freeeと紐付いていない現金払いの場合でも、もちろん経費の登録は可能です。上の画像では『荷造運賃』、つまり商品の発送にかかった配送料を登録しています。
②売上を登録
続いては売上の登録です。
基本的に経費の登録と操作は変わりません。
-
STEP1口座を同期し「自動で経理」をクリック
-
STEP2取引内容を記入し登録
freeeは収入を青色、支出は赤色で表示してくれるため見やすいです。今回はメルカリの売上16,629円を、勘定科目『売上高』として登録します。
③確定申告

確定申告シーズンになると、上画像のような確定申告専用のフォームが表示されます。
普段から経費と売上の入力をしていれば、あとは質問に答えるだけで確定申告に必要な書類が自動で完成します。
④その他機能

またfreeeは経費や売上を入力することで、レポート機能が使えます。
この機能を使えば、月間・年間を通してのビジネスの収支を簡単に管理できるようになります。
freeeはただ確定申告を行うためだけのアプリではなく、財務管理を一括で担ってくれるため、個人事業にとってはかなりありがたい存在です。
freeeの評判

クラウド会計ソフトの中には、freeeの他に弥生やマネーフォワードなどがありますが、freeeはそれらを抑えて利用者No.1です。
私も実際に使っていますが、最終的にfreeeを選んだ理由はシェア率が高いという安心と信頼でした。
またApp Storeでの評価欄にも多く書かれていますが、直感的な操作で使いやすいところも気に入ってます。
freeeの料金
個人でビジネスをする人にとって十分すぎる機能のfreeeですが、驚きなのはその金額です。
年間払いであれば、なんと月額980円で使えます。※月払いは月額1,180円
freeeにはスターター、スタンダード、プレミアムの3つのプランがありますが、個人事業であれば一番安いスタータープランで十分です。
以下、その理由についてご説明します。
スタータープランで十分
結論から言うと、個人レベルのビジネスであればスタータープランで十分です。
ここでは、スタータープランとスタンダードプランの違いを見てみましょう。
出典元:freee
上の表を見ると、スタンダードプランにできてスタータープランにできないことは計4つあります。
以下、まとめてみました。
- 消費税申告
- 月次推移/資金繰り/売掛/買掛レポート
- 電話サポート
- 税務調査サポート補償
私は2年以上スタータープランを使っていますが、個人レベルのビジネスであればこれらの機能は無くても大丈夫です。
「PC操作に自身が無いから電話サポートは欲しい!」という方であればスタンダードでもいいかもしれませんが、実際にfreeeを使っている立場からするとスタータープランの機能で十分満足できます。
「余計な機能はいらないから、とにかく安くで確定申告の準備がしたい!」という方は、間違いなくスタータープランで十分です。
まずは30日間の無料体験を
「freeeが便利というのはわかったけど、実際に触ってみないことにはわからない…」と言う方向けに、freeeには30日間の無料期間があります。
既にビジネスを始められている方であれば、確定申告期間が近づいてから30日間無料で試すのもありです。
もし使いづらかった場合、30日以内であればいつでも解約できます。
-
STEP1以下リンクよりfreeeへアクセス
-
STEP2無料ではじめるを選択
-
STEP3必要事項を入力しfreeeを始める
事業形態は『個人事業主』を選択し、メールアドレスを記入するだけです。
入力し終えたらfreeeを始めるを選択しましょう。
-
STEP4※ログインはソーシャルアカウントでも可
freeeはGoogleやFacebookアカウントでもログインできます。
まとめ
今回紹介した会計ソフトfreeeを使えば、副業やビジネスでの確定申告の負担から解放されます。
本記事の内容をもう一度まとめてみましょう。
- freeeが確定申告の書類を自動で作成してくれる
- 日々の経費や売上を登録するだけ
- 月額980円のスタータープランで十分
- 30日間の無料期間から始めよう
ビジネスを既に始めている人でも、これから始める人でも、確定申告への対策は必須です。
年末~3月の確定申告シーズンになってからでは遅すぎるため、先行投資だと思って今のうちから対策を打っておきましょう。
正直、このサービスで月額980円は安すぎます。
まずは試しに、ぜひ30日間無料で使ってみてください。