- 古着転売歴:4年
- 最高月利:32万円
- 平均月利:20万円
- メルカリ(フォロワー):1670
- BASE(フォロワー):1640
※2024年11月現在
- 古着屋に必要なマーケティングって?
- 具体的にどんなスキルが必要なの?
- マーケティングって何の役に立つの?
この記事はこれらのお悩みを解決します!
あなたは「古着屋に必要なマーケティングって何?」と悩んでいませんか?
結論、古着屋に限らずすべてのビジネスにおいてマーケティングは必要です。
今回は古着せどりを例として解説しますが、既に古着せどりを始めている方であれば様々なマーケティングスキルが必要なことにお気づきだと思います。
そこで本記事では、古着販売に役立つマーケティングスキルを5つ紹介します。
この記事を最後まで読めば、あなたは古着せどりだけではなくビジネス全般に必要なマーケティングの理解が深まります。
そもそもマーケティングとは
本記事の内容は動画でも説明しておりますので、文章より動画のほうがいい!という方はぜひご活用ください。
ではまず始めに、マーケティングとは何かについて簡単にご説明します。
マーケティングという言葉には様々な定義がありますが、『もしドラ』で有名なピーター・ドラッカーは「マーケティングの理想は、販売を不要にするものである。」と述べています。
つまり一言で言い表すと「こちらから売り込まなくても、お客さまから自然に買いたくなる状態を作ること」です。
今回ご紹介する5つのスキルはほんの一部に過ぎませんが、いち古着屋でも人気店となれば宣伝せずとも毎日数十着の古着が売れていく状態を作ることができます。
そしてマーケティングのすごいところは、たとえあなたの商品が古着でなくても何でも売れるようになるということです。
今やマーケティングスキルは、個人でビジネスを始める人の必須スキルとなりつつあります。
まずは今回ご紹介する5つのスキルを、古着販売を通して習得するよう心がけてみてください。
古着屋に必要なマーケティングスキル
では早速、古着販売に必要なマーケティングスキルをご紹介します。
今回は中でも、代表的なスキルを5つご紹介します。
- ターゲティング
- 差別化
- 写真撮影
- ライティング
- SNS運用
それでは、1つずつご説明します。
①ターゲティング
まず最初のマーケティングスキルは、ターゲティングです。
ターゲティングとはつまり「誰に売るか」を明確にすることです。
例えば古着販売の場合、扱う古着によってターゲットは変化します。
- 90s古着:18~24歳の大学生
- ヴィンテージ:4~50代のサラリーマン
- 子供服:3~40代の主婦層 等
ターゲティングでは一般的に、まず年齢や性別などでターゲットをわけるセグメンテーションを行います。
例えば私が取り扱っている90s古着であれば、10代後半の男性、20代前半の女性、などという分け方です。
セグメントを確定したら、続いて特定のセグメントに絞って、さらに具体的なお客さまのイメージ像を作り上げます。(ペルソナといいます)
例えば90s古着であれば、以下のようなペルソナを設定することができます。
ペルソナの例:
「19歳の大学1年生。男性。地方国立大に通っており週3で居酒屋のアルバイトをしている。月に自由に使えるお金はバイト代6万+仕送り3万、その内1万円ほどを毎月古着の購入に当てている」
ペルソナを設定する最大のメリットは、あなたの古着屋の方針やテーマがブレなくなることです。
上記のペルソナを設定している古着屋が、40~50代男性向けの20万円のレザージャケットを仕入れる必要があるでしょうか?
このようにターゲティングによってペルソナを設定すれば、古着屋のテーマに一貫性が生まれ、特定の顧客層に刺さるようになります。
ビジネスの世界は面白いもので、反対に万人受けしようとして様々な年代や性別向けの商品を展開すると、誰にも刺さらないフワッとしたお店になってしまいます。
まずは、あなたがどんな人に対して古着を売るのかを明確にすることから始めましょう。
②差別化
続いては、他の古着屋との差別化です。
もう少し詳しく言うと「他のお店ではなく、あなたの古着屋から買ってもらう理由」を作ることです。
つまり「古着買うならここだよな~」とお客さまから思われるような理由を作る必要があります。
マーケティングの基本となる差別化戦略には、以下の3つの軸があります。
1.手軽軸
手軽軸は、手軽に買い物を済ませたいと考えているお客さまを狙う戦略です。
具体的に「安い、早い、質が高い」を求める顧客層を狙うのであれば、手軽軸が基本となります。
ファッション業界で言えば、しまむらやGUなどがこの戦略となりますね。
2.商品軸
商品軸は、とにかく良いものが欲しいと考えるお客さまを狙う戦略です。
具体的には「高級感、ブランドもの、珍しく価値が高いもの」などを求める顧客層となります。
ルイヴィトンやグッチなどの高級ブランドが、ここに当てはまります。
3.密着軸
密着軸は「いつもの店」や「気の知れた店主がいる店」など、いわゆる行きつけを求めるお客さまを狙う戦略です。
いつも自分の好みの古着がおいてある古着屋、この店主とお話するために通っているバーなどのお店は、密着軸に当てはまります。
これらの差別化戦略の3つの軸を古着販売に当てはめると、例えば以下のような考え方ができます。
- 手軽軸:ユニクロなどのファストファッションブランドの古着を格安で売る
- 商品軸:ヴィンテージのTシャツや年代物のデニムなど、高単価な古着のみを取り扱う
- 密着軸:SNSで店主のコーデや人柄を発信し、会いに来て買ってもらう(DMで会話する)
このようにまず最初にあなたの差別化の軸を決めることによって、あなたが目指すべきお店のイメージが明確になります。
その結果「安くで古着買うならあそこだよね!」や「あの店主の着こなしが好きだから会いに行こう」など、あなたのお店で買ってもらう理由を形成することができます。
③写真撮影
ここからは、テクニック的な話になります。
古着をメルカリで販売する、またはインスタグラムなどのSNSに写真を乗せる場合、何と言ってもキレイな写真が必要です。
特にオンライン古着販売では、お客さまが買いたくなるような写真撮影のスキルは必須です。
例えばメルカリやBASEで古着を販売する場合、1枚目の写真のみがユーザーの目に入ります。
そこで商品をタップしてもらえるかどうかで、あなたの売上は0にも100にもなります。
上手な写真撮影の手順については、以下の記事にて詳細に説明しています。
④ライティング
続いてはライティングです。
ここでいうライティングとは、主に商品を宣伝するための文章のことを指します。
例えばメルカリで言えば、古着1着1着の商品説明欄はライティングが重要となります。
商品説明欄の文章によってユーザーの興味を引き、そのまま購入に結びつけるような文章を書けるようになる重要なスキルです。
メルカリの商品説明欄を例とすると、大半のアカウントは価格や商品の採寸など「こちらが伝えたいこと」しか記述しません。
しかし売れているアカウントの説明欄には大体最初に「送料無料!」や「オトクな割引制度あり!」などお客さまにとってのメリットが記載されています。
これを見たユーザーは「お、私に関係ある情報だ」と思いそのままその後の商品説明や価格まで全て読んでくれる可能性が高まります。
これこそがお客さんを「自分事化」させる、という意味であり、マーケティングではかなり重要なスキルとなります。
魅力的な文章を書くスキルがあれば、それだけでお店の売上はグッと伸びます。
以下の記事では、商品説明欄の書き方やテンプレートを紹介しています。
⑤SNS運用
最後はSNS運用です。
現代ではSNSマーケティングという言葉があるように、SNSを利用してお店の認知度を上げたり商品を宣伝するのが主流になっています。
古着販売の場合、特にインスタグラム使ったマーケティングがオススメです。
インスタグラムは投稿に写真が必須なため、あなたのお店の商品を紹介したり、ショップの世界観を表現できたりと古着販売との相性が抜群です。
またインスタグラムはBASEなどのECサイトと連携できるため、インスタグラムから直接ショップへの誘導もできるようになります。
今やSNSマーケティングは、オンラインに限らずビジネスをする人にとって必須のスキルになりつつあります。
まとめ
今回紹介した内容を読めば、古着屋に必要なマーケティングスキルについて理解が深まります。
本記事の内容をもう一度まとめてみましょう。
- ターゲティング
- 差別化
- 写真撮影
- ライティング
- SNS運用
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