- 古着転売歴:4年
- 最高月利:32万円
- 平均月利:20万円
- メルカリ(フォロワー):1670
- BASE(フォロワー):1640
※2024年11月現在
- 古着転売経験者の本音が聞きたい!
- 古着転売ってどれくらい稼げるの?
- 個人でも古着販売でやっていける?
この記事はこれらのお悩みを解決します!
あなたは「実際に古着転売をしている人の実績や感想を知りたい!」と思っていませんか?
筆者である私たかへいは、2020年11月、コロナ全盛期に古着転売を副業として始めました。
そして2021年11月をもって、古着転売を始めてようやく1年が経ちました。
そこで本記事では備忘録の意味も込め、古着転売を1年間やってみた実績や感想をご紹介します。
本記事が、古着転売初心者の方にとってお役に立てば光栄です。
本記事は2021年11月に執筆されたものですが、常に古着転売初心者の方の参考になるよう、古くなった情報はできる限り更新しております。
目次
1年が経ちました
本記事の内容は動画でも説明しておりますので、文章より動画のほうがいい!という方はぜひご活用ください。
早速ですがこの写真は、私が初めてリサイクルショップで古着を仕入れたときのレシートです。
最初は損をするのが怖く、4,000円分の古着を仕入れるのさえビクビクしていました。
あれからちょうど1年が経ち、私の生活環境はガラッと変化しました。
もともと副業で始めた古着転売でしたが、始めた当初は退職するとまでは考えていませんでした。
もちろん退職を決めるまでには様々な葛藤がありましたが、最終的に自分でなんとかやってみたいという結論に達し、今に至ります。
現在はフリーランスでWeb制作をしている妻と2人で、田舎でのんびり暮らしています。
古着転売1年目の実績
まずは、古着転売を1年間続けた実績を簡単にご紹介します。
初月の実績は月利4万
2020年11月に古着転売を始め、初月の実績は売上8万の利益4万でした。
このときはサラリーマンでしたので、週末に仕入れた服を1週間かけてひたすら出品する、という生活を繰り返していました。
正直なところ「初月で4万円稼いだ」という経験は私の心を踊らせました。
もともと「何か事業を起こしたい!」と思ってはいましたが、会社に頼らず自分一人の力でお金を実際に稼ぐと、それはもう楽しくてしょうがないんです。
この頃からぼんやりと、「古着転売を皮切りに脱サラできるんじゃね?」と思い始めたことを今でも鮮明に覚えています。
3ヶ月で月利10万達成
その後も着々と仕入れと販売を繰り返し、2021年1月に最初の目標であった月利10万円を達成しました。
今思うと、11月という衣類業界のオンシーズンに始められたのも運が良かったと思います。
この頃から少しずつ作業の外注化を始め、まずは写真撮影~サイズ計測をパートナーさんに任せるようになりました。
7ヶ月で月利20万達成
2021年5月には、初めて月利20万円を達成しました。
この頃から本格的にブログ執筆に力を入れ始めたため、仕入れと出品以外の作業をほぼ全て外注化しています。
現在は外注さん4人体勢で古着転売に取り組んでいるため、空いた時間をブログやYouTubeのコンテンツ作成にあてています。
常に右肩上がりな訳ではない
2021年5月までは順調に右肩上がりでしたが、2021年9月の売上は約半分にまで落ち込みました。
私の計画としては8月中に夏物を売り切り、9月からは秋冬ものをガンガン売りさばく予定でした。
しかし2021年の夏が思ったよりも長く、10月初旬まで秋冬ものが全然売れないという事態に陥りました。
古着転売を始めてようやくオールシーズンを経験できたため、来年はもう少しうまく立ち回れたらなと思っています。
現在在庫は約800着
参考として、売上だけでなく在庫数の推移についても簡単にご紹介します。
- 初月:約50着
- 3ヶ月後:約200着
- 半年後:約600着
- 1年後:約800着
上の写真は、古着転売を始めて約3ヶ月後の写真です。
リビングの隅に古着を積み重ねていたため、かなり生活スペースをえぐられました。笑
こちらは始めて約半年後の写真です。
少し広めの部屋に引っ越し、六畳一間を丸々古着部屋にしました。
現在はこのような状況です。
売れた時に商品を探しやすくするため、全ての商品をハンガーラックに掛けるよう管理方法を改良しました。
自分の家に小さな古着屋ができたみたいでワクワクします。笑
今冬月利30万なるか
10月からは涼しくなってきたため、9月に売れなかった分の秋冬ものが順調に売れ始めました。
2021年11月8日現在、初の月利30万ペースに乗っているため、気を引き締めて頑張っていこうと思います。
2022年度はさらに多くのお客さまのもとへ古着を届けられたらな、と思っております。
11月はブラックフライデーセールの勢いもあり、古着転売を始めて初の月利30万を達成しました!
今後も気を引き締めて、更に売上を伸ばせるよう努めます。
古着転売をやってみた感想
次に、古着転売を1年間続けて思ったことや気づいたことをご紹介します。
今回紹介するのは、以下の8つです。
- 継続したものが勝つ
- 服好きには特にオススメ
- 季節の変わり目に注意
- 高額商品は追わない
- フォロワーは意識しない
- 複数の仕入れ先を確保
- 苦手な作業は迷わず外注
- 100円値下げは即自動化
それでは1つずつ、ご説明します。
①継続したものが勝つ
一番重要な部分ですが、古着転売は継続して取り組める人が勝つビジネスだと確信しました。
始めたばかりの頃は、仕入れのためにリサイクルショップに何時間も滞在していましたが、慣れてくると効率よく仕入れられるようになります。
現在はあらかじめ商品がセレクトされた宅配アソートなども活用し、より効率的に商品を仕入れています。
また継続して取り組んでいると、メルカリやラクマ、BASEやインスタグラムなどのフォロワー数という目に見える数字も増えてきます。
経験やファンの数というのは一朝一夕で手に入るものではなく、少しずつでも継続するからこそ手に入れられるものだということを、古着転売を通して実感しました。
②服好きには特にオススメ
古着転売は服が好きな人にめちゃくちゃオススメです。
私もどちらかと言うと服に興味がある方ですが、オシャレな服に囲まれるのは結構ワクワクします。
たまに仕入れた古着を出品せず、そのまま自分のものにしたりしてます。笑
そのため服が好きな人にとっては、古着転売はかなり楽しいビジネスなのではと思います。
もちろん服が好きではない人でも、ビジネスと割り切れば全く問題はありません。
むしろ「別に服は好きじゃないし…」と思って始めない人が多いからこそ、まだまだ競合が少ないビジネスであるとも言えます。
③季節の変わり目に注意
実績報告でも軽く触れましたが、古着は季節ものなので季節の変わり目には注意が必要です。
季節の変わり目とは、大きく衣替えする必要のある冬→春と夏→秋です。
最近は暦通りの気温でなくなってきているため、衣替えのシーズンは春夏ものと秋冬ものを両方目立たせる必要があります。
まずは1年間古着転売を継続し、オールシーズンを経験してみてください。
そしてその後2年、3年と季節の変わり目を経験することで少しずつ慣れていきましょう。
④高額商品は追わない
古着転売をやってみて思ったのは、高額商品を無理に追う必要はないということです。
ファッションですから、その年その季節の流行り廃りは必ず存在します。
しかし流行りにばかり気を取られていると、高値で掴んでしまう、値崩れを起こす、満足の行く数を仕入れられないなどのリスクを負います。
最近私も流行りの商品を探したのですが、ベール買いで1着4,000円とかなり足元を見られたので「こりゃあ採算取れないな」と購入を辞退しました。
最近ではポケモンカードなどの買い占め系転売の影響もあってか、転売は「高く売れる商品を誰よりも速く買い占める」ものだと思われがちです。
しかし世間が人気商品に注目する中、私は「まずまずの価格で売れる商品をゆっくり選ぶ」というポジションをキープします。
なぜならそちらの方が消耗せず、安定した需要と供給を継続できるからです。
本記事を読んでくださっている方には、ぜひ長い目で見て、安定した事業継続を志していただきたいと思います。
⑤フォロワーは意識しない
古着転売をする中で、メルカリのフォロワー数はそこまで意識しなくていいことに気づきました。
私もびっくりしたのですが、例えばメルカリのフォロワーが100人だろうと700人だろうと、売れる商品の数にそこまで大きな差はありません。
売れる商品の数は在庫数や出品数によって変わるのであって、決してフォロワー数に依存しません。
在庫数や出品数が多いということはその分商品を出品し続けてきた証であり、よほどひどい商売をしていない限り誰でもフォロワーは多くなります。
これは私が1年間古着転売をやってきて、統計的なデータから観測した紛れもない事実です。
フォロワー数に効果があるとすれば、少し信頼性が増すくらいかと思います。
本来、古着転売の目的はフォロワー数を増やすことではなく、利益をあげることやより多くのお客さまに古着を届けることだと私は思っています。
決してフォロワー数という目に見える数字にこだわりすぎず、日々の運営や接客などの積み重ねを大事にしていただけたらと思います。
日々の積み重ねはレビューとして形となり、長い目で見てお店の売上に必ず貢献してくれます。
⑥複数の仕入れ先を確保
出典元:3peace古着転売は仕入れが命です。
1つの仕入れ先に頼りすぎるとリスキーなので、できるだけ信頼できる仕入れ先を複数確保しておくのがベターです。
この1年間で実店舗やオンライン仕入れ、さまざまな仕入れ先を開拓しましたが、中にはダメージがひどく売り物にならないものを送ってくる業者さんもいらっしゃいました。
本記事をお読みの方には、私と同じ過ちを繰り返して欲しくないため、今回特別に1つだけおすすめの仕入れ先をご紹介します。
それが3peaceです。
3peaceは神奈川県平塚市にて大型の卸売倉庫を運営している、私が普段からメインの仕入れ先として利用させていただいている古着の卸業者さんです。
以下の記事では、3peaceのアソートセットを実際に開封し紹介しています。
古着転売初心者の方でも、家にいながら簡単に質の良い古着を仕入れられるので、ぜひ読んでみて下さい。
⑦苦手な作業は迷わず外注
苦手な作業は「迷わず外注しちゃえ!」と思います。
何度もお伝えしてきましたが、最も重要なのは継続することです。
自分がやってて面白くない作業や、必ずしも自分がしなくていい作業は、早いとこ外注したほうが時間的にも精神的にも余裕が生まれます。
重要なのは、あなたが古着転売を通して何を実現したいのかです。
「月10万円稼いで時間も欲しい!」という方であれば外注化の必要がありますし、「月3万円をちょびちょび稼ぎたい!」という方であれば1人で回すほうが良いでしょう。
古着転売を通して自分がどうなりたいかをしっかりと考え、今後どのように取り組んでいくかをぜひ考えてみてくださいね。
⑧100円値下げは即自動化
メルカリやラクマの100円値下げは、早い段階で自動化しておいたほうがいいです。
私自身、始めの頃は毎日手動で100円値下げをしていましたが、商品数が増えてくるとその作業がだんだん億劫になってきます。
大体100商品値下げするのに、毎日30分程の時間を使っていました。
毎日の100円値下げは欠かせないため、どうにか自動化できないかと悩んでいた時に見つけたのが100円値下げの自動化ツールです。
自動化ツールを活用し始めてからは日々の値下げ作業の手間から解放され、その分時間を有意義に使えるようになりました。
今思うと、ツールを使わずに手動で値下げしていた時間や労力がもったいなく感じます。
私が使っている自動化ツールについては、以下の記事を読んでみて下さい。
古着転売初心者の方へ
かなり長文となりましたが、最後に古着転売初心者の方へメッセージを送ります。
古着転売はニッチなビジネスのため、そもそもの人口が少なく、まだまだブルーオーシャンと言えます。
また相場がわかりにくい、そこまで服が好きではないなどによる参入障壁も高く、せっかく始めてもすぐに辞めてしまう人も多いです。
しかし現に、リサイクルショップや古着屋で働いた経験が無い私でも、個人で月に30万稼ぐことができました。
これは古着転売に限った話ではありませんが、何事も継続せずに一朝一夕で結果を出すことはできません。
まずは数着仕入れてメルカリに出品し「楽しそうだな」と思ったら徐々に仕入れ数を増やす、という風に一歩ずつ前進していきましょう。
当サイトが、あなたのビジネスにとってのヒントとなれば光栄です^ ^
今後とも、古着転売カレッジをよろしくお願いいたします。
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以下、受講された方のご感想を一部ご紹介します。
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